目次
老いの花を咲かそう
剣道の理念が求める哲学的問題
「老い」こそ、迷いの無い、永遠に通じる「剣の道」
修行としての「道」―世阿弥芸術論と柳生流「三磨の位」
魂のありよう―応無所住而生其心、逆境こそ歓迎すべき
「一つ」になること―沢庵の教え、セネカの思想
至高の徳、至高の善を求めて―島田虎之助「剣は心なり」
よい師を選ぶこと―岡田資中将と楢崎正彦範士
「観」の目付けのこと
相反するものの調和―剣道は哲学であることの証明
逆境を順境に変えるための修行
我慢すること―何かを生みだす努力のもがき
竹刀を納める時―哲学者斎村五郎範士
剣道が不死であり、永遠であるためには
著者等紹介
宮崎正孝[ミヤザキマサタカ]
昭和11年北海道森町に生まれる。北海道教育大、慶應義塾大、明治学院大(英文学)、ピッツバーグ大(英文学)、ニューカッスル大(哲学)に学ぶ。元函館大学教授(英文学専攻)、元函館大学剣道部監督。現在、日吉が丘剣道教室師範。剣道教士七段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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