目次
第1部 講演録・神の心剣の心(神道とのかかわり;神人一如;道場と神棚 ほか)
第2部 口述録・剣の修行心の修行(剣道がめざすもの;剣道上達の秘訣;静坐のすすめ ほか)
第3部 随想録・初太刀一本の精神(剣道の原点は“真剣勝負”;山道に迷ったら元のところへ戻れ;朝に紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり ほか)
著者等紹介
森島健男[モリシマタテオ]
大正11年熊本県生まれ。国士館専門学校から警視庁に奉職。全剣連創立二十周年記念全国選抜八段戦優勝。全日本剣道連盟審議員。警視庁名誉師範。元警察大学校教授。明治大学剣道部師範。剣道範士九段
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感想・レビュー
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風斗碧
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松本敏夫範士は、「剣道を好きになる、ということは剣道の先生を好きになる、と同じことです。」と指導者講習会でおっしゃった。この本は、森島先生の「剣道の先生を好き」な気持ちで溢れている。その先生方って言うのがみんな剣聖級(高野佐三郎、斎村五郎、持田盛二、小川忠太郎)でおののくけれども。 徳山が弟子を三十打したように、だからこそ、愛するものをまっすぐ未来へ進めんとして「呼吸法」「切り返し」「基本に帰れ」と言葉で打たんとするのだ。2016/04/25
Arisaka
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(29)『神の心 剣の心』…この世に剣が産まれ様々な学問と一体化して洗練された「剣道」は今、敗戦を経て精神を骨抜きにされ「結果主義」が横行する「スポーツ剣道」と化している!古き善き伝統を改悪してはならない!日本武道の明日を危惧する一冊!2015/05/16
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