不滅の侍伝説『子連れ狼』―対談 現代社会に「侍」を活かす小池一夫術

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784884581251
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報



小池 一夫[コイケ カズオ]
著・文・その他

多田 容子[タダ ヨウコ]
著・文・その他

内容説明

『子連れ狼』が27年の時を経てよみがえった今!時代劇作家二人が「侍」というテーマで、世代を越えて繰り広げる交響。

目次

第1章 劇画家として小説家として―作品とはこう創る!(『子連れ狼』の壮絶なるラスト。「我が…孫よ…」、柳生烈堂最期の一言;藤沢周平作品で感じる秀逸なせりふ ほか)
第2章 作者と読者それぞれにとっての魅力―時代劇という世界と『子連れ狼』という世界(現代劇と時代劇、描く上での違い;荒唐無稽な面白さや壮大な物語性こそが時代劇の醍醐味 ほか)
第3章 侍たちの技と魂―唸る武術、閃く剛刀(必殺技!水鴎流「波切りの太刀」の創造;拝一刀、机龍之助、丹下左膳…。侍とは「魔物」である ほか)
第4章 つくろわず、隠さず…、それが侍―侍たちの「姿で語る」という生き方(キャラクターを通じて伝えたい「心の世界」;かつての侍たちの感覚を言語化させた『葉隠』 ほか)

著者等紹介

小池一夫[コイケカズオ]
1936年5月8日、秋田県に生まれる。大学卒業後、『桃太郎侍』などで知られる時代小説家、山手樹一郎氏に師事。その後、『子連れ狼』『首斬り朝』『修羅雪姫』『春が来た』『弐十手物語』『クライングフリーマン』『夢源氏剣祭文』など多数の作品を世に送り出すなど、漫画原作者として、あるいは小説家として、さらには映画・テレビ・舞台等の脚本家、作詞家等としてさまざまな創作活動を行っている。またその創作のジャンルは時代劇から現代劇、さらにはゴルフものまで(1972年株式会社小池書院を設立し、1987年ゴルフ雑誌「ALBA TROSS‐VIEW」を創刊)と幅の広さにおいても他の追随を許さない。後進の育成にも力を注いでおり、1977年には「小池一夫劇画村塾」を開設し、高橋留美子氏、原哲夫氏、堀井雄二氏、梶研吾氏、板垣恵介氏、そして西村しのぶ氏等、多数の若手作家を育てている他、2000年からは大阪芸術大学文芸学科学科長教授として、「小池一夫のキャラクター原論」の講義を行っている

多田容子[タダヨウコ]
1971年、香川県に生まれ、兵庫県尼崎市に育つ。1993年に京都大学経済学部を卒業し保険会社に入社するも同年の12月に退職。その後、学生時代から取り組んでいた時代小説を書き続け、1996年、97年、98年には連続して時代小説大賞の最終候補となった。そして、1999年、柳生十兵衛を主人公とした剣豪小説『双眼』でデビューを果たす
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感想・レビュー

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v&b

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冥府魔道は小池一夫の造語だとか。以前、春風亭昇太師匠が新作落語の道を「冥府魔道」と形容していたなあ。『子連れ狼』(劇画・映画)はもちろん、柴田錬三郎『眠狂四郎』と何より1巻だけ読んだままになっている中里介山『大菩薩峠』を読みたくなりました。2011/11/03

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