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目次
不合格のための世界史
LONG INTERVIEW和田誠 美しい発芽(文・インタビュー構成=川口恵子)
だから冒険はやめられない
家族のヒント
これからのお楽しみ
ぼくの好きな先生
これ、何のたね?
はじまりの一冊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
81
高校生までの和田誠がこの本にある。表現することが、好きでたまらなかったのだと思う。まさに、「和田誠のたね」である。父や先生や友人から受けた影響は計り知れなくて、そういうひとつひとつが和田誠を作り上げていったんだなと思う。掲載されているビジュアルが、とても魅力的だ。2021/08/31
tama
6
図書館本 新刊案内で 和田ファンです!小学校入る前から高校時代までの「作品」とインタビューで構成。幼少期の絵はいかにも幼児と言うもの。お母さんが糸綴じにして保管されてた。これって高校生くらいの年なら「いいよ、捨てろよ」とか言う(私がそうだった)はず。離婚したので残ったのかも。小4で描いたお父さんの絵が凄い!巨匠の絵になってる!中2のときの7人の小人人形の造形が見事!今飾っておける!少年期に感性を伸ばしてくれる先生に出会えるって本当に大事なことなんだなって思った。私の子らはそんな先生に会えたのだろうか?2021/09/04
新天地
3
まず何よりも幼少期から沢山の絵を描いているそのどれもが和田さんが楽しんで描いているのが伝わってくる。担当教諭の似顔絵で作った時間割表が面白くて特に印象に残った。同じ先生の顔でも微妙な違いがあり見比べるのも楽しかった。さらに戦中戦後など古い時代の漫画表現も見ることができて非常に興味深かった。和田さんの幼少期からの絵を紐で綴じて保存しておいてくれたお母様の心遣いがファンとして嬉しいし、親子関係としてもとても温かく感じた。絵や本の話だけでなく音楽や映画の話も多く実際に鑑賞したいものが増えて仕方がない。2023/09/17
ゆみ★りとる
3
和田誠さんの幼少期から高校頃までの創作に関するインタビュー本。エピソードも面白く、子どもの頃からの絵や「クマのプーさん」の翻訳本比較文、紙粘土細工、イラスト、漫画…どれも素晴らしく、見ていてとても楽しかった。小学校の先生から挿絵を描くことを勧められたことがきっかけで、中学生で漫画の仕事をしたり(報酬は本の現物支給)、新聞配達で稼いだお金で映画を観に連れて行ってくれる友だちがいたり(それも中学3年間、パンフレットのお土産付き!)、マルチな才能の和田さんの、いろんな要素がたっぷり詰まった『たね』の本。2021/09/22
月華
2
図書館 2011年2月から11月にかけてインタビュー。タイトル通りの内容だと思いました。昔書かれたものがきれいな状態で残っていたのがすごいと思います。何回か個展も開かれていたようです。読んでみたい本が増えました。 2021/10/14