MONKEY 〈vol.11(SPR〉 特集:ともだちがいない!

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MONKEY 〈vol.11(SPR〉 特集:ともだちがいない!

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  • サイズ B5判/ページ数 158p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784884184117
  • NDC分類 905
  • Cコード C0076

出版社内容情報

特集:ともだちがいない!

2月の長篇刊行が発表された村上春樹が、
10月にアンデルセン文学賞の受賞式で行なった
スピーチの全文(日本語と英語)を本邦初掲載!

カルト的人気を誇る作家チャールズ・ブコウスキーの未訳の
短篇「アダルト・ブックストア店員の一日」を
柴田元幸が『パルプ』以来となる訳し下ろし!


 最新号は「ともだちがいない!」と題し、ともだちがいなかったり、見つかったり失われたりする話が詰まった特集です。谷川俊太郎による書き下ろしの詩10編「ともだちがいない!」を、谷川が幼い頃に描いた絵とともに掲載するほか、チャールズ・ブコウスキーの未訳短篇小説「アダルトブックストア店員の一日」と詩二編を、柴田元幸の訳し下ろしで本邦初掲載。

 また、『コンビニ人間』の大ヒットで一躍時の人となった芥川賞作家・村田沙耶香と伊藤比呂美のインタビューを柴田元幸が敢行。気鋭のアメリカ人女性作家、エミリー・ミッチェルの2つの短篇小説(柴田元幸訳し下ろしで掲載)と二人の日本人女性作家との類似点とは。

 さらに、くどうなおこと松本大洋のコラボレーションは、特集タイトルにちなみ、『「いる」じゃん』と題した作品として実現。

 そして、2月24日に7年ぶりとなる本格長編小説『騎士団長殺し』(新潮社)の発売を控える村上春樹が、昨年10月30日にアンデルセン文学賞授賞式で行なったスピーチ「影の持つ意味」を英語訳とともに全文掲載。スピーチで紹介されたハンス・クリスチャン・アンデルセンの短篇『影』も掲載しています。


CONTENTS
猿のあいさつ

谷川俊太郎
詩 ともだちがいない! 6
弘志の友だち/ハハがともだち
なのはなばたけのまんなか/朝子/M
石/本田/祖父の述懷/ひとり/ふたり
絵ー谷川俊太郎

チャールズ・ブコウスキー
アダルト・ブックストア店員の一日 24
訳ー柴田元幸

チャールズ・ブコウスキー
俺の電話/カーソン・マッカラーズ 30
訳ー柴田元幸 写真ー水谷吉法

エミリー・ミッチェル
スマイル・レポート 34
訳ー柴田元幸 絵ー近藤聡乃

村田沙耶香インタビュー
主人公がバケモノ化する
ーー「スマイル・レポート」を読んで 42
聞き手ー柴田元幸

エミリー・ミッチェル
私の娘と彼女の蜘蛛 48
訳ー柴田元幸 絵ー近藤聡乃

伊藤比呂美インタビュー
動物が出てきたら異類婚
ーー「私の娘と彼女の蜘蛛」を読んで 58
聞き手ー柴田元幸

ウィリアム・バロウズ
ジャンキーのクリスマス 64
訳ー柴田元幸 絵ータダジュン

パジェット・パウエル
ジョプリンとディケンズ 78
訳ー柴田元幸 絵ー信濃八太郎

くどうなおこ
松本大洋
詩「いる」じゃん 88

猿からの質問 99
「あの時は危なかったなあ」
堀本裕樹/砂田麻美/濱口竜介/首藤康之/柴崎友香
スチュアート・ダイベック/レアード・ハント

シンガポールへ行ってきた 107
写真ー朝岡英輔

和合亮一
詩 驟雨/赤道 108

和合亮一/藤井太洋/小島ケイタニーラブ
After Fukushima 110

柴田元幸
シンガポールで一番クールな書店、
BooksActuallyを訪ねる 112

このあたりの人たち
川上弘美 帝王 114
写真ー野口里佳

宮沢賢治リミックス
古川日出男
グスコーブドリの伝記
魔の一千枚(再話論) 116
絵ー秋山花

死ぬまでに行きたい海
岸本佐知子 丹波篠山 120

リュドミラ・ウリツカヤ
退役した恋人 124
訳ー沼野恭子 絵ータダジュン

村上春樹
アンデルセン文学賞のこと 136
絵ー平松麻

村上春樹
影の持つ意味 138
英訳ーフィリップ・ゲイブリエル 絵ー平松麻

ハンス・クリスチャン・アンデルセン

訳ー菅原克也 絵ー平松麻

猿の仕事 132

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かえる

23
たまに買う文芸誌。村上春樹のアンデルセン文学賞スピーチ目当てだったんだけど、ブコウスキーとエミリー・ミッチェルのそれぞれ2つの作品がすごく面白くて一気に読んでしまった。そして作品を読んだ村田紗耶香、伊藤比呂美のインタビューがあるのだが、独特な視点に唸ってしまう。「私の娘と彼女の蜘蛛」はそういう意味合いが込められているのかと、彼女のインタビューがなければ読解力のない自分は気づかなかった。いやぁ、カッコいいな、これ。とアメリカ文学の魅力にまたもやハマってしまった。18.42018/01/26

tokko

18
つい最近『コンビニ人間』を読んだばかりだったので、エミリー・ミッチェルの「スマイル・レポート」とその後の村田沙耶香さんのインタビューが楽しみだった。『コンビニ人間』はコンビニの中にも種々雑多な人間関係があって、そこに主人公の成長の契機があるわけだけれど、「スマイル・レポート」はもっとシステマチックなヒエラルキーが形作られていて、その見えない「線」が面白い。あと村上さんの「アンデルセン文学賞スピーチ」の次にアンデルセンの「影」が掲載されているのも嬉しい。2017/03/05

kazi

8
表紙のお猿さんがかわいい。本号のテーマは友達がいない。チャールズブコウスキーとか確かに友達いないんだろうなって感じた。バロウズの短編「ジャンキーのクリスマス」もなかなか良かった。バロウズなんて10年ぶりぐらいに読んだわ。2019/09/23

まさ☆( ^ω^ )♬

7
vol.11号も面白かった。特に、エミリー・ミッチェルの短編2つ、ウィリアム・バロウズ「ジャンキーのクリスマス」、村上春樹のアンデルセン文学賞スピーチ、アンデルセン「影」が面白かったです。2021/05/26

とある聖職志願者。

6
アメリカ文学者、翻訳家である柴田元幸責任編集。谷川俊太郎の詩、柴田元幸による短編の翻訳、村上春樹「アンデルセン文学賞のこと」アンデルセン「影」など。2017/03/21

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