MONKEY 〈vol.2(SPRING 20〉 特集:猿の一ダース

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MONKEY 〈vol.2(SPRING 20〉 特集:猿の一ダース

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  • サイズ B5判/ページ数 157p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784884183912
  • NDC分類 905
  • Cコード C0076

出版社内容情報

柴田元幸が、今いちばん読みたい作家11名の作品を並べました


目次
● ブライアン・エヴンソン 「ザ・パニッシュ」
● 神慶太         「川」
● ケリー・リンク     「モンスター」
● マシュー・シャープ   「Story #18/#23#25」
● 川上未映子       「彼女と彼女の記憶について」
● ラッセル・エドソン   「中毒/犬たち/飢え/自然/変容/太った婦人が歌うのを待って」
● 村上春樹        「シェエラザード」
● スティーヴン・ミルハウザー「息子たちと母たち」
● J・ロバート・レノン  「ありそうな/道順/軍服」
● 小野正嗣        「ウミガメの夜」
● アグネス・オーエンズ  「機能不全家族」

● きたむらさとし×柴田元幸 史上最高の新聞漫画
● 猿からの質問 華氏451度質問
● レイ・ブラッドベリ 「本と蝶」
  福岡伸一/小沼純一/浅尾大輔/柴崎友香
  小山田浩子/谷川俊太郎/菊地成孔/穂村弘
  島袋道浩/津村記久子/伊藤比呂美/ハナレグミ
  曽我部恵一/マイケル・エメリック

【連載】
● 川上弘美  「蠅の王」
● 古川日出男 戯曲「饑餓陣営」
● 岸本佐知子 「上海」
● 村上春樹  「文学賞について」

● 猿の仕事

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

市太郎

54
柴田元幸編の文芸誌第2号。彼が選ぶ今読んで欲しい11人の短編を収録。村上春樹以外は初読の作家さん。どの短編もさすがに柴田氏が選ぶだけあってくせ者ぞろい。意外に足元から崩壊しそうな危うい小説が多かった。小説好きをうならせる。並べてみてわかるのだが、やはり村上春樹の文章は突出しているものがあると思う。他が良いとか悪いとかではなくて。潜在的に込み上げてくるものがある。そして村上春樹の講演録は文学賞について。芥川賞にも触れているので貴重な講演かも知れない。村上氏ばかりの感想になってしまったが、他のも楽しかった。2014/03/19

emi

37
最近よく見かける「柴田元幸」氏の発行する雑誌があると知り手にとりましたが、センスが抜群にいい面白い人という印象。翻訳家ということで、この号では七つの翻訳小説が収録されてます。色んな人に質問する「猿の質問」も興味深かった。レイ・ブラッドベリの「華氏四五一度」より『もしあなたが、一人ひとりが一冊の書物を記憶する抵抗運動に加わるとしたら、何という書物を選びますか?またその理由は何ですか?』村上春樹さんの芥川賞にまつわる率直な意見を読んで、だから吉本ばななさんはこの作家さんを見て安心するんだなと納得した次第です。2016/01/31

踊る猫

28
どの作品も興味深かったのだが、出色は村上春樹「シェエラザード」だろう。逆に言えばこの短編の印象が強過ぎて、他の作家の作品はあまり印象に残らなかった。ブライアン・エヴンソンや小野正嗣など、健闘している作家は居るのだが……海外の作家が実験的なアプローチで過激に読ませて、日本の作家が保守的な筆致でしっとりとウェットに世界を構築するそのコントラストが、海外と日本の「文学」の事情の相違を際立たせているように感じられて興味深い。この試み、支持したい。だが、今度は日本の作家にもっと過激な作品を書いて欲しいと思ってしまう2018/09/30

marco

24
「猿の一ダース」と題された、柴田元幸編集長が「いまいちばん読みたい作家11人の作品を並べた」特集号。村上春樹、川上未映子、スティーヴン・ミルハウザーなどのシバタ・ファミリーの短篇は期待どおり見事だったし、僕にとっての新しい作家であるブライアン・エヴンソン、マシュー・シャープの作品には目を見張った。同時に本誌で紹介されていた、シャープのサイト(↓)も楽しめた。http://sharpestories.blogspot.jp/2014/03/21

三柴ゆよし

23
Vol.1がポール・オースター特集だったので見なかったことにしていたのだが、柴田元幸が今いちばん読みたい作家が大結集とあっては聞き捨てならない。大注目のブライアン・エブンソン「ザ・パニッシュ」は、もはや安定の居心地の悪さ。ラッセル・エドソンのシュールな散文世界に大笑いし、村上春樹「シェエラザード」にフフンとなる。いい感じである。そしてなによりやられたのが、ケリー・リンク「モンスター」。これはもう怖がればいいのか笑えばいいのかそれすらもわからない着地の仕方をする短篇で、忘れがたい余韻を残す作品だった。2014/03/18

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