目次
第1部 SDGsと教育福祉(SDGsが目指す世界とその人権性;SDGsに貢献する“ESD for 2030”―「変容」と「ホリスティック・アプローチ」に焦点づけて;SDGsを語る視座―鳥山敏子の教育実践を通して)
第2部 SDGsからみた生涯の課題(子どもの「主体性」という謎;多様な子どもを包み込むインクルーシブ保育とは―障害の有無を超えて;障害者アイデンティティとは;貧困をなくすために教育に何ができるか?―「貧困の連鎖」論の再考と「学校の力」;社会的養護における教育福祉的アプローチとしての「ソーシャル・ペダゴジー」を考える;健康福祉の理念と実際;社会格差と健康格差;第8期市町村介護保険事業計画(2021~2023年度)に記された認知症高齢者施策に関する実証研究―大阪府下市町村と7つの先進自治体における「小さな変化」の意味を考える
成人子と親との関係―老親との同居意識に着目して
反抑圧的ソーシャルワーク実践(AOP)における交差性概念の活用をめぐって)
第3部 SDGsとさまざまな課題についての論考(当事者の心の側面:言葉・感情を置き去りにしないSDGsへ;メンタルヘルスにおけるオルタナティブ実践;ドイツにおける求職者基礎保障制度―公的扶助制度の一例として;地域づくりと福祉をつなぐ取り組み;社会福祉法人の経営課題―SDGsへの対応;ケアの倫理からの平等と尊厳の再考―持続可能性とジェンダー)