内容説明
本書では、現場で日々悩みながらも、しっかりと利用者と向き合いよりよい援助を提供したいと日々奮闘しているケアマネージャーたち、問題にぶつかるたびに仲間とともに相談し支えあいがんばっているケアマネージャーたちを紹介している。編者の出会ったひたむきで前向きな彼女らの生の姿と声を多くの人たちに知ってもらいたいと思い、具体的な事例を中心にまとめた。
目次
1部 社会福祉法人「白寿会」のあゆみ(社会福祉法人白寿会の開設・施設長となって;大阪市西成区の概況について ほか)
2部 ケアマネージャー事例検討会の記録(理学療法士からケアマネージャーへ、苦悩した事例;独居痴呆性高齢者の在宅生活継続への援助 ほか)
3部 座談会 ケアマネージャーとしての喜びと悩み
4部 保健・医療・福祉の連携をめざして―社会福祉法人の直面している課題とこれからの展望(ケアマネージャー業務の実際;西成区内におけるケアマネージャーの取り組み ほか)
著者等紹介
牧洋子[マキヨウコ]
同志社大学文学部社会福祉学科社会福祉専攻卒業後、医療ソーシャルワーカーとして勤務。1992年より専門学校・大学にて社会福祉士・介護福祉士の養成教育に関わる。現在、大阪体育大学健康福祉学部教授。同志社大学・四天王寺国際仏教大学にて非常勤講師
新田正尚[ニッタマサナオ]
石川県生まれ。日本福祉大学社会福祉学部社会福祉学科卒業後、医療ソーシャルワーカーとして勤務。1995年より社会福祉法人白寿会総合施設長、常務理事。現在、大阪府社会福祉協議会老人施設部会特養分科会運営委員。身体拘束ゼロ作戦推進委員会委員等各種委員。大阪市地域福祉計画策定委員。大阪市介護認定審査会委員。平安女学院大学非常勤講師
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