内容説明
本書は一症例ごとに患者の経過、摘出標本所見、病理組織所見そして電顕所見を簡単な症例報告の形式にして解説した。また、症例呈示の前に各疾患の特徴につき概説を加えてある。内分泌の診療に携わる基礎・臨床医が患者を診断、治療し、その病理組織像と電顕像との対比において総合的にとらえていくことを主眼としたものである。
目次
１ 甲状腺
２ 上皮小体
３ 副腎
４ 膵島腫瘍
５ 卵巣腫瘍
６ カルチノイド・他
７ 乳腺
著者等紹介
石田常博［イシダツネヒロ］
１９４１年東京都世田谷に生まれる。１９６６年３月群馬大学医学部卒業。１９６７年４月群馬大学医学部第二外科学教室入局。１９７３年９月～１９７５年８月米国Ｍｉｎｎｅｓｏｔａ大学留学。１９７４年１２月医学博士（群馬大学）。１９７５年１２月群馬大学医学部第二外科助手。１９８４年２月群馬大学医学部第二外科講師、現在に至る
黒住昌史［クロスミマサフミ］
１９５３年千葉県千葉市に生まれる。１９７８年３月新潟大学医学部卒業。１９７８年４月群馬大学医学部第二外科学教室入局。１９８３年５月～１９８６年６月大阪大学医学部第三解剖助手。１９８６年５月医学博士（大阪大学）。１９８６年６月群馬大学医学部第二外科医員、現在に至る
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