内容説明
癌・温熱療法の初版は、昭和57年に発行され、温熱療法の基礎や臨床方向について正しい認識を与えるのに役立った。今回、改訂するに当たり、初版の優れた内容を保ちながら、5年間でのいちじるしい進歩に対応して、臨床面を大きくひろげている。
目次
第1部 序説
第2部 加温装置と温度測定
第3部 温熱効果
第4部 臨床―装置を中心に
第5部 臓器癌の温熱療法
第6部 温熱療法研究の動向
著者等紹介
柄川順[エガワスナオ]
1929東京に生まれる。1955岡山大学医学部卒。1960東京大学大学院修了(放射線医学専攻)。1961米国ロチェスター大学放射線生物学教室にて研究に従事(文部省派遣研究員)。1963国立がんセンター病院放射線部勤務。1967東京大学医学部放射線医学教室講師。1971帝京大学医学部放射線医学教室主任教授。1984国立がんセンター病院放射線治療部長、現在に至る
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