サラムの在りか

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  • サイズ B6判/ページ数 291p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784884000790
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

透徹な詩人・丁章が初めて贈る待望の評論集。在日コリアンの生き方をめぐっては歴史の変遷とともに論じられてきた。一世二世と異なり、生き方が多様化した三世四世の時代にあって、道標ともなるべき新しい「サラムの思想」を描く。将来に読み継がれる在日原論。

内容説明

「在日」と「朝鮮」「日本」のあいだで揺らぎ、獲得した自身の在りか。サラムとして生きる「在日三世」詩人の第一エッセイ集。

目次

新しき「サラム」のこと
私の詩が生まれる処
豆満江
第一詩集『民族と人間とサラム』あとがき
大阪の在日文学にかんする、小さき詩人の肉声―猪飼野の東はずれから
また別の故郷を求めて
平和の条
「済州四・三事件」の世界史性
神話としての『猪飼野』―〓(そう)智鉉写真集『猪飼野』写真展に寄せて
金時鐘との出逢い〔ほか〕

著者等紹介

丁章[チョンジャン]
1968年、京都市にて出生。大阪外国語大学2部中国語学科卒業。現在、大阪府東大阪市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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