内容説明
社長がすべき最後の仕事―。それが、「後継者選択」と「後継者養育」である。次世代後継者をいかに選択するか、いかに育てていくかは多くの企業経営者にとって、常に心に掛かる重要課題。本書では、この課題に解を求め、名経営者、辣腕トップをはじめ、市井の小さな会社から一大企業にまで育てあげた創業者の「後継者選択」と「後継者養育」、そして「世代交代」に焦点を当てていく。
目次
1 一族世襲から脱同族企業への決断―キッコーマン
2 叩き上げの知恵から編み出された中継走者手法―桑山
3 時を超えて生き続ける「家憲」の導き―三輪そうめん山本
4 『得手応心』で伝えられた経営の真髄―江崎グリコ
5 息子を地元に回帰させた父の思い―板通
6 戦い生き抜いた眼で見出した後継者―ライフコーポレーション
7 伝統と技術を育む「こころ」を伝えて―出羽桜
8 自ら学ばせ、そして生まれた新たなる一代物語―ガリバーインターナショナル
9 新後継者を求めた「企業の結婚」―バンダイナムコホールディングス
著者等紹介
松崎隆司[マツザキタカシ]
1962年東京生まれ。経済ジャーナリスト。中央大学法学部を卒業後、経済誌出版社に入社。記者、経済専門誌編集長などを経て、1999年独立。プレジデント、フォーブス日本版、エコノミスト、日刊ゲンダイ、月刊現代、月刊BOSSなどで執筆。経営論から人事、M&Aまで広範囲のテーマを扱っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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