出版社内容情報
絵本に登場する悪役のオニや、伝統的な行事やお祭りのオニなど、日本にはたくさんの種類のオニが伝わっています。それらの多くは悪役で、人々から恐れられる存在ですが、中にはユーモアのある憎めないオニもいます。また秋田のナマハゲや広島の「やぶ」などは、その怖い見た目からオニと呼ばれることもありますが、地域の人々に幸せをもたらす神様でもあります。
そんな、古今東西さまざまなオニたちを迫力たっぷりのイラストで紹介しています。オニの説明はお子様向けのやさしい文章で書かれており、いちばん最初に読むオニの本にぴったりの1冊です。
◆本書の特徴
・ハードカバーの丈夫な製本
・ひらがなと最低限の漢字(ルビつき)を使用したやさしい解説
・対象年齢:5歳~
内容説明
「そもそもオニって何?」、「オニの色は何を意味しているの?」など、難しい話もイラストつきでわかりやすく解説しています。対象年齢5歳~。
目次
大江山のオニ
仏教・神界のオニ
地獄のオニ
日本各地に伝わるオニ
物語のオニ
外国のオニ
著者等紹介
飯倉義之[イイクラヨシユキ]
國學院大學文学部日本文学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
9
鬼、鬼、鬼のオンパレード。堪能しました。ビジュアルが怖いのもいいです。迫力があって引き込まれました。鬼は人間の敵でありながら、恐れという感情を創出させ、戒めとして作用する。また、人には敵わない力ある存在として畏敬の念を抱かせる部分もある。2022/11/18
あおい
7
大江山の鬼、仏教・神界の鬼、地獄の鬼、日本各地に伝わる鬼、物語の鬼、外国の鬼…鬼満載鬼だらけ。読んでて楽しかったです。2023/01/31
イカまりこ
5
楽しく読んだ。オニのイラストがカッコいい。オニは怖いってイメージだけでなく、オニを従えてる人間がいたり、オニの仲間だったのに寝返るのがいたり。優しいオニもいた。地獄のオニを見ながら、やってはいけないことなんか話したら子供と楽しめるのかな?トラウマになっちゃうかなw 源為と朝と姫鬼のエピソードが気になった。ラノベみたいなかわいいお話ないかしら。2022/11/11
ネジとサビ
3
子どもたち好きそう~2023/01/29