ＦＣバルセロナの戦術分析―ディフェンス編

テルジス，アタナシアス【著】〈Ｔｅｒｚｉｓ，Ａｔｈａｎａｓｉｏｓ〉/村松 尚登【監訳】

スタジオタッククリエイティブ（2013/02発売）

• サイズ A5判／ページ数 144p／高さ 21cm
• 商品コード 9784883936007
• NDC分類 783.47
• Cコード C0075

目次

バルセロナの選手たちの特徴
バルセロナの哲学
バルセロナの試合における４つの局面
ディフェンスの局面のバルセロナ
４‐４‐２フォーメーションに対するバルセロナのディフェンス
４‐２‐３‐１フォーメーションに対するバルセロナのディフェンス
４‐３‐２‐１フォーメーションに対するバルセロナのディフェンス
５‐３‐２フォーメーションに対するバルセロナのディフェンス
４‐３‐１‐２フォーメーションに対するバルセロナのディフェンス
プレスを仕掛けることが不可能な戦術状況
タッチライン沿いでのバルセロナのディフェンス
セットプレイに対するバルセロナのディフェンス

著者等紹介

テルジス，アタナシアス［テルジス，アタナシアス］［Ｔｅｒｚｉｓ，Ａｔｈａｎａｓｉｏｓ］
選手として、ギリシャリーグの３部と４部のクラブでプレイ。２９歳で引退してコーチングの道に進む。ギリシャの複数のセミプロクラブでヘッドコーチを務め、ドクサ・ドラマス（ギリシャリーグ２部）のアカデミーでテクニカルディレクターを務めた

村松尚登［ムラマツナオト］
１９７３年生まれ。千葉県出身。筑波大学体育専門学群卒業。スペインサッカー協会発行の上級コーチングライセンス保有者。１９９６年にスペインに渡り、バルセロナを拠点に８つのクラブのユース年代以下の指導に携わる。２００６年からＦＣバルセロナスクールの本校（バルセロナ校）で指導に携わり、２００９年からはＦＣバルセロナスクール福岡校（日本初のＦＣバルセロナオフィシャルスクール）でコーディネーター兼コーチを務めている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kimi]

バルサがここまでディフェンスにこだわってたことは知りませんでした。守備のルールがあってメッシですら相手のDFにプレスをかけます。高い位置からボールを奪うとショートカウンターが成功し得点率があがります。こういうスタイルで一時代を築いたバルサですが、選手は年を重ねましたし、全てのタイトルを獲ったあとではモチベーションも低下します。今年のCLで敗退したのは守備の約束を怠ったからという話も聞きます。選手が監督の指示に従わず、楽をしようとするとバルサでも凋落していくのかなと思いました。

2014/04/19

[ミリオン座]

相手のシステムに応じたバルサのディフェンスが細かく解説されています。「サッカー バルセロナ戦術アナライズ」に似た内容ですが、カラーで分かりやすく書かれています。「メッシってほとんど守備しないなぁ。」って思ってたのは間違いで、メッシが相手DFにプレスするところからバルサのディフェンスが始まっていることが分かりました。バルサのディフェンスの巧みさが、ポゼッション（ボール支配率）の高さに繋がっています。

2013/06/02

[Mimuchi]

子どもに伝えるのは難しそう。

2013/02/01