内容説明
大日本帝国海軍が誇った軍艦にまつわる逸話の数々とその激闘ぶりを徹底解説!
目次
第1章 大日本帝国海軍が誇った最強の戦艦たち(戦艦富士―連合艦隊の絶頂期も終焉も見た日本海軍初の近代型戦艦とは?;戦艦三笠―日露戦争における栄光とその後訪れた屈辱とは?;戦艦薩摩―初の国産戦艦は完成前に時代遅れになってしまった? ほか)
第2章 太平洋戦争の主役となった航空母艦・駆逐艦・巡洋艦・潜水艦(航空母艦鳳翔―日本海軍初の本格的な航空母艦とは?;航空母艦赤城―戦艦から生まれ変わった「3段式甲板」を持つ空母とは?;航空母艦龍驤―異形の小型空母が見せた南方での大健闘とは? ほか)
第3章 大日本帝国海軍の激闘史(日本海海戦―あのバルチック艦隊を破った日本海軍史に残る大勝利とは?;スラバヤ沖海戦―圧勝したのに酷評された日本海海戦以来の艦隊決戦とは?;真珠湾攻撃―太平洋戦争の幕開けの大戦果と大誤算とは? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Madoka.@書店員復帰を目指し中!
11
大日本帝國海軍の艦について写真付き丁寧に説明をされている。各艦のエピソードも交えて書かれている。『武蔵』の最期というのは何度見ても不思議な感覚に陥る。『長門』も2度の原爆に耐えたという話も大日本帝國海軍の技術力の高さというものを感じる。基本的にどの艦も悲惨な最期を迎えているものが多いがそういう運命だったと思えば、少し気が楽になるような気もしてしまう。2014/06/07
むーらん
0
『艦これ』というゲームを始めて、日本近現代史の海戦に興味が出てきたのでこの本を購入しました。昭和以降の歴史は学校ではあまり習わなかったので、社会人になってから学び直している次第です。(私はゆとり世代だからですかね。今の学生は習ってるのかな)ペーパーバックですが、かなり豊富な資料を基に書かれてあり、非常に読みやすい本でした。負けてしまったので仕方がないとはいえ、ほぼ全てが轟沈、もしくは賠償艦になったり原爆の実験に使われたり、悲惨な最期を迎えているのですね。2015/06/07