感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
21
世の中にはびこるニセ科学。信じ込みやすい人の心理を利用して、金儲けなどに悪用するやからは、後をたたないようです。科学的思考や論説のつねとして、くどいとも思える論証が続きますが、厳密さこそが科学には必要。特に健康や医学に関するデタラメな療法には、用心しすぎることはないでしょう。2014/01/04
チョッピー
9
物語からちょっと離れ、自分の趣味の方へ足を伸ばしてみました。ASIOSの本はどれも読んでいますが、今回は身近な話題も多いのが特徴でしょうか。結局の所「一般常識」や「ごくごく普通」に考える事が一番大切という、一見するとつまらない考え方の中にこそ「真理」がある、という点にいつも共感させられます。2013/11/22
ふく
7
なんというか…正直、極論に極論をぶつけて潰そうとしてる様な感じでした。確かに取り扱っている題材はいかにも胡散臭いのですが、それに対する反論の感じが、「はい論破wwwwwwwwwww」みたいな感じがして、個人的にはあまり好感は持てませんでした。読んで損をする事はないけれど得をするかどうかときかれると保証はできない…といったところでしょうか2013/11/23
くさてる
6
電磁波、マクロビオティック、動物の地震予知など、一般にもなんとなく受け入れられていて「科学」っぽいけど、実は…という怪しい「超科学」に関する解説本。普段の生活で目にするものが多く挙げられているので、まずは自分が興味ある部分から読んでみるのがとっつきやすいかも。そして、実際の生活で、自分がこれらのものと対面した時のための参考書としてちょうど良い親切な解説書だと思います。おすすめです。2013/11/02
ばけ
5
TVや雑誌がお手軽に使う「科学」という言葉に、家族の健康維持や美容に気を配ることの多い私達女性は年中振り回されていると言っていい。「それお金巻き上げられてるだけだよ」と思っても、根っから善意でやっている人や、それが救いになっている人に真っ正面から否定したところで効果もなければ傷つけるだけ…この本は「超科学=偽科学」の由来もきちんと書いた上でデータを上げて反証しているので、身の回りの「科学」について考える良い手がかりになるのではないだろうか。2014/01/15