危ない世界の歩き方―危険な海外移住編

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危ない世界の歩き方―危険な海外移住編

  • 岡本 まい【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 219p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784883929412
  • NDC分類 295.92
  • Cコード C0126

内容説明

これまで50数カ国を旅してきた私だったが、何気なく訪れたジャマイカに胸をわし掴みにされてしまった。以来、帰国してからもジャマイカのことが頭から離れない。気がつくとジャマイカに家を探していた。この国に住むようになって5年が経つ。豊かな自然、街に流れる陽気なレゲエ、やさしくて自由奔放なジャマイカ人…その魅力は尽きない。しかし、良い面ばかりではない。ダメ警官が横行し、マリファナや銃が簡単に手に入る。ハリケーンがやってくると強盗や窃盗事件が増え、年間400件もの外出禁止令が出されるような国だ。旅行者を狙った犯罪も多い。そんな危ない国によく住む気になったものだと言われるかもしれないが、海外生活にどっぷり浸かったからこそ分かることがある。日本の常識が全く通用しない国で奮闘する炎の旅行記。

目次

第1章 ヤバイ国に住んでしまいました(「2万円か人殺しどちらか選べ」銃が手軽に買える国;銃撃戦で白熱する危ない選挙期間;最悪な選挙戦 ほか)
第2章 日本人には信じられないジャマイカの常識(焦るほうがださいジャマイカンタイム;水が出ない!;困ったときは黒魔術 ほか)
第3章 海外暮らしのディープな話(ジャマイカの蚊には蚊取り線香が効かない!?;蚊が引き起こす怖い病気;大量発生したダニがベッドを占拠 ほか)

著者等紹介

岡本まい[オカモトマイ]
1976年4月26日生まれ。横浜出身。フリーマガジンFREMAGA編集長、フリーのライター、コーディネーター、ジャマイカでのお土産会社“JJ Goodies”社長。ジャマイカ在住5年。雑誌WARPでの連載は10年目(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Akihiro Nishio

20
出張に向けてジャマイカ本3冊目。タイトルではわからないが、ジャマイカ在住者によるジャマイカ本。とんでもない銃社会であることを知った。しょうもないことで簡単に人が殺される。ゲットー(スラム)は小規模で至るところにあるらしい。そこには絶対近づくまい。自分が行くところは、外国人向けのリゾート地だから大丈夫だとは思うが、首都には近づかない方が賢明か。ウサイン・ボルトが普通にいる風景は見てみたいと思うのだが。物の値段の相場がわかったのは良かった。飲酒運転の罰金が200円。ラム酒1本2000円。なぜそんな値段なのか?2017/10/13

富田

4
フリーライターである岡本まいさんがジャマイカでの生活を綴ったルポルタージュ。軽い読み口ですっと読める。銃が二万円程度で買えるほどの普及率であるという描写にぎょっとしたかと思えば、テキトーながらも著者と親しく交流するジャマイカ人の気質に妙なギャップを覚える。そのギャップこそが著者の述べる彼らの魅力のようだ。衣食住における欠点を自然物資の豊かさが埋めるジャマイカでの生活は、確かに多くの日本人の目には危険ながらも新鮮に映るのではないかと思う。それにしてもあまりに多くの人がマリファナを吸っている様子には笑った。2013/09/30

Mari Watanabe

1
たくましくて優しいジャマイカ。怖いけど、ちょっと行ってみたくなった。2016/12/31

Kazuya Nakadate

1
ジャマイカに移住している著者ならではの経験を書いている。 銃社会で20万で暗殺を請け負う人がいる。 そのような中でも誰もが優しく接してくれる一面もある。 こういう非日常を味わえる国にもいずれは行ってみたい。2014/07/06

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