出版社内容情報
ヘリコプター、テレビ電話、高速道路……あの世紀の発明品、開発したのはナチスだった!
ナチスが作ったものは、ナチスが作ったというだけで、ぞんざいな扱いを受けてきた。しかし、人類に貢献した偉大な発明や発見は、だれによってもたらされたものであろうと価値があるはずだ。
本書は、ナチスの残虐行為を擁護するものでも、ナチスやヒトラーを崇拝するものでもない。ただ、ナチスが何を作り、その背後にどのような思いがあったのかを明らかにするものである。
内容説明
科学技術の発明・発見の歴史には、ぽっかりと空白がある!ナチスが作ったものは、ナチスが作ったというだけで、ぞんざいな扱いを受けてきた。しかし、人類に貢献した偉大な発明や発見は、だれによってもたらされたものであろうと価値があるはずだ。本書は、ナチスの残虐行為を擁護するものでも、ナチスやヒトラーを崇拝するものでもない。ただ、ナチスが何を作り、その背後にどのような思いがあったのかを明らかにするものである。知られざるナチスの姿。
目次
第1章 世界を変えたナチスの発明(コンサート技術はナチスが作った;夢の高速道路「アウトバーン」 ほか)
第2章 ナチスのめざしたユートピア(世界の大衆車「フォルクス・ワーゲン」;バカンス・海外旅行―労働者にも長期休暇を ほか)
第3章 だれがナチスを作ったのか?(すべてはヴェルサイユ条約からはじまった;「私が出なくてもだれかが出ていた」とヒトラーは言った ほか)
第4章 夢の残骸(世界首都ゲルマニア構想;ユーロの原型―ヨーロッパ共通通貨 ほか)
著者等紹介
武田知弘[タケダトモヒロ]
1967年生まれ、福岡県出身。西南学院大学経済学部中退。塾講師、出版社勤務などを経て、2000年からフリーライターとなる。裏ビジネス、歴史の秘密など、世の中の「裏」に関する著述活動を行なっている。また、ライフワークとして「ナチスの実像」を追い求めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。