感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mr.lupin
37
まえがきより。これから個人旅行に行く人に警告したい!あまり知られていないが、行方不明になったり、殺されたりする人がかなり多いのだ。世界は非常識でありイロイロな文化や風俗があるが、この闇の危険な部分と言うのは読んでいても怖さを感じた。普通の日本人の感覚から言うと信じられない。たまには海外のこんなディープな話も、絶対に体験はしたくないけど、読み物としては楽しめた。⭐⭐⭐⭐★2023/03/06
かず
18
★★★Audible。2017/12/22
Shinya
10
オーディブルにて。 旅行するならここまでいかなくても、少し危ない目に会うほうがいいと思う。 そのうえで、いった国に良い感情が持てるか。2017/09/04
nobody
9
「危険」な話の集積は、団栗の背比べとなり平板な印象が残る。情報の徹底化を極めるという執念もなく(地域名や宿名をボカす)中途半端なためだ。金と時間があって酒ばかり飲んでて羨ましい限りだ。性悪説は当然で無視したり強く断ったり冷たくあしらわないと身を守れないというのもなんだか虚しい話だ。図々しさというか積極的な社交性も必須というに近い。安全=金ということにどうしてもなり、筆者のような旅の楽しみ方はリスクの伴う蛮勇となる。もちろん私は筆者のスタイルを買うが、筆者の知り合いの従兄弟みたいにバラバラにされたくはなし。2019/08/16
HERO-TAKA
5
南米からアフリカの一部まで、世界各地を放浪した作者の記した「本物の旅行記」。「おもて」の観光地を避け、現地の人々と一緒の生活をし、一緒の空気を吸うことが旅の醍醐味だという著者は、しばしば危険な目に遭遇し、日本では考えられない価値観に翻弄される。構成を考えて順序立てて書かれたというよりは、思い出したものをそのまま書いた記事を並べたといった体で、語り口も大分砕けている。だからこそ、著者と共に旅をしているような体験が出来る。著者はもっと旅をしろという。この本を厄除けにし、心を武装してから。 2015/03/06