内容説明
人生には、転機がある。それを生かすか殺すかは、その人の考え次第である。分相応に生きる人もいれば、より能力を発揮して豊かに人生を送る人もいる。物語は分相応に生きられない男の闘い。挫折は転機であり、一つの可能性を生む。物語のヒーローは、転機を捉えて、より豊かな人生を拡げたのである。転機をより豊かな人生への鍵とした男を描く、時代小説。
著者等紹介
漣慎一[サザナミシンイチ]
滋賀県大津市生まれ。京都在住。タクシードライバー
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