内容説明
常に「特殊」なものとして語られ、現実感に欠けていた「ドラッグの世界」。「他人のトリップなど聞きたくない。面白いのは、ドラッグの周辺にいる人たちだ」と豪語する著者がリポートする、愉快で、どこか物悲しいドラッグの世界。眠れないシャブ、運び屋の努力と苦悩、ジャンキーの素顔、実録覚醒剤裁判、熱狂レイブ、ドラッグセックス、アムステルダム帰りのジャンキー、裏山マリファナ栽培記、イラン人と売人の関係、ケタミンで臨死体験、インド人化する日本人売人、笑えない禁断症状、各国マリファナ事情…。
目次
ドラッグは呆気なく手に入る
運び屋の努力と苦悩(マリファナ持ち込み編)
偽シャブで死の淵をさまよう
手作り偽マリファナ
ドラッグはカッコいい?
イラン人売人と国際結婚
ドラッグ製造所
裏山マリファナ栽培記
キノコか嫁か?
ケミカル『教授』の熱意〔ほか〕
著者等紹介
草下シンヤ[クサカシンヤ]
1975年生まれ。群馬県出身
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感想・レビュー
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Daisuke Azuma
2
筆者の実体験に基づき(?)様々なドラッグ体験が綴られている。 こういうものを読んでドラッグがいいとか悪いとかいうのは野暮な話で、自分が体験しない(できない)世界を読書で楽しめばいい。その意味では楽しい本だった。2016/05/20
いい日
2
2時間で読了。こういう実録ものは部屋にいながら他人の特殊な体験を知ることができるのが面白い。リアリティがあります。2011/02/23
おむすび
1
結構リアルで面白い。マジックマッシュルームもいつの間にかダメになってたな
とろめり
0
ひさしぶりに一気読み出来た2024/10/25
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