内容説明
傷付き、懊悩なしには生きられぬ、閉塞社会に在る我々現代人にとって、真の魂の開放とは何かを問う、これら愛と慈しみの詩篇は、そのエキセントリックな中に、生と死の窮みない循環の震えを透徹した詩学で表現。生涯の反逆児『それからのキリギリス』他、27篇の詩魂の珠玉作品集。
目次
海の彼方に
清らかなるもの
のんべえの夢
狼
禁断
小世界
登る
夜明け
女たち
恋する娘〔ほか〕
著者等紹介
登山園絵[トヤマソノエ]
本名、小平園絵(こひら・そのえ)。1948年、宮崎県小林市生まれ。宮崎女子短大国文科卒業。国語講師を経て、一児の母
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