内容説明
連続殺人事件を追う警視庁の大文字警部は、7年前のある誘拐事件との関連に目をつける。やがて、容疑者の一人として新進作家・荒木新介の名前が浮かびあがるが…。天才作家と呼ばれた男が歩んだ悲劇的な人生を描く表題作『若き文豪の死』。他に、捜査当局の追及から逃れている凶悪犯を、正義の実現の為に処刑する闇の組織を描いた『償いの処刑』を収録。
著者等紹介
立花新一[タチバナシンイチ]
1955年埼玉県川口市に生まれる。現在春日部市在住。日本大学法学部新聞学科第2部中退。20代は映画に狂い、シナリオの勉強をする。30歳を過ぎて松本清張作品に出会い、小説を書き始める。以後、ミステリーを中心に執筆を続けて今日に至る
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