内容説明
医者、家族、元患者の3人の共著である本書は画期的で、摂食障害に苦しむ人を、サポートする家族にとって、そして治療に携わる専門家にとっても、かけがえのない1冊。援助するために必要なスキルを、私たち家族も学べる本。
目次
責任を負うということ―摂食障害を抱えるあなたのために
家族のための摂食障害こころのケア―その第一歩
病気の共通理解を深める―摂食障害の基本的事実
ケアにあたる家族のタイプ
ストレス、重圧、回復力について
病気がもたらす結果―医学的リスクを理解する
変化について理解する
コミュニケーション
対人関係
情動知能と問題解決能力を高める
拒食に取り組む
過食を乗り越えるために
難しい行動に取り組む
振り返って、リラックス
著者等紹介
トレジャー,ジャネット[トレジャー,ジャネット][Treasure,Janet]
ロンドン大学セント・トーマス病院医学校卒業、ロンドン大学にて医学博士取得。現職は、サウスロンドン・モーズレイNHSトラスト・コンサルタント精神科医、サウスロンドン・モーズレイNHSトラスト摂食障害ユニット最高責任者、ロンドン大学精神医学教授。25年以上にわたり、摂食障害の分野における診療、研究に従事し、現在は摂食障害の幅広い分野での研究、特に援助者に対する治療プログラムの開発、摂食障害の病因に関する国際的な家族研究などに従事している
スミス,グレイン[スミス,グレイン][Smith,Gr´ainne]
元教師、現在は著述家であり、スコットランドで摂食障害患者家族のためのヘルプラインを長年にわたって運営している患者家族。家族向けの本を執筆する一方、ロンドン・キングスカレッジの精神医学研究所チームによる家族向けのインターネット・プログラム開発にも参加。国際摂食障害学会の患者・家族特別委員会委員、「患者と家族のための学会憲章」起草委員
クレイン,アナ[クレイン,アナ][Crane,Anna]
摂食障害の元患者でもあり、現在はガイズ・キングス&セント・トーマス病院医学校の医学生。摂食障害から回復後、摂食障害の早期発見と治療の促進を研究テーマとし、さまざまな教材を開発中
友竹正人[トモタケマサヒト]
精神科医、医学博士。徳島大学医学部卒、同大学大学院医学研究科博士課程修了。2005~2006年までロンドン大学精神医学研究所・モーズレイ病院の摂食障害ユニットに留学。現在、徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部精神医学分野に勤務
中里道子[ナカザトミチコ]
精神科医、医学博士。千葉大学医学部卒。千葉大学医学部附属病院精神科勤務を経て、2005~2007年までロンドン大学精神医学研究所・モーズレイ病院の摂食障害ユニットに留学。現在、千葉大学医学部附属病院こどものこころ診療部に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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