内容説明
財政制度に対する経済学的な見方を提供し、政府の経済活動が人々の現在や将来にもたらす意味を説き明かした新しいスタイルの財政学テキスト。行動経済学の知見も含め、必ずしも合理的ではない個人を前提とした分析も紹介。さらに近年直面する多様な危機への対応の問題も論じる。2色刷として図解を多用し一層の理解を配慮。
目次
第1部 財政学とは?(なぜ財政学を学ぶのか?)
第2部 政府の仕事(公共財の供給;所得再分配;社会保険;景気安定化政策;危機管理)
第3部 政府の財源調達(税;公債)
第4部 政府間関係(地方財政)
著者等紹介
中川雅之[ナカガワマサユキ]
1961年、秋田県に生まれる。日本大学経済学部教授。1984年京都大学経済学部卒業、経済学博士(大阪大学)。1984年建設省入省後、大阪大学社会経済研究所助教授、国土交通省都市開発融資推進官などを経て、2004年から現職。国家戦略特別区域諮問会議議員、日本計画行政学会会長、日本公共政策学会会長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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