内容説明
この一冊で、目の前のあらゆることが経営の問題として見えるようになり、自分の頭でその答を導き出す姿勢と作法が身につく!練達の著者が経営学の核心を身近に説く好評入門書の最新版。経営戦略・経営組織・マーケティングについての解説拡充のほか、コーポレート・ガバナンスなど近年経営学が直面する問題も採り上げ、大幅な増補を行った。読みやすい2色刷。
目次
第1部 一緒に働くってどんなこと?(イントロダクション;個人の行動に影響を巳えるもの;個人をめぐる物理的な制約と有効な協働;組織に参加することで選択が可能になる理由;組織の目的と参加者の満足)
第2部 組織って何?(組織に共通しているもの;組織の中のコミュニケーション;組織が大きくなるとき;公式組織の生まれるとき)
第3部 組織の中で何が起きている?(分業と専門化;人はなぜ働くのか;人はなぜ命令に従うのか;習慣と意思決定;連鎖する意思決定)
第4部 経営するってどんなこと?(経営者の仕事;顧客「想像」力の時代;違法行為でなければ何をやってもいいのか)
著者等紹介
高橋伸夫[タカハシノブオ]
1957年北海道小樽市に生まれる。1980年小樽商科大学商学部卒業。1984年筑波大学大学院社会工学研究科退学。同年東京大学教養学部助手。1987年東北大学経済学部助教授。1991年東京大学教養学部助教授。1994年東京大学経済学部助教授。現在、東京大学大学院経済学研究科教授。学術博士(筑波大学)。著書にDesign of Adaptive Organizations,Springer‐Verlag(1987、組織学会賞「高宮賞」受賞)、『ぬるま湯的経営の研究』(東洋経済新報社、1993年、経営科学文献賞受賞)、『鉄道経営と資金調達』(有斐閣、2000年、交通図書賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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