内容説明
経済理論を学ぶために必須の数学的知識(微分・積分・線形代数)をまとめ、それらが経済学においてどのように使われるかを解説したテキスト。二部構成として、前半では標準的計算問題の解法を、後半では中級レベルの経済理論における数学の適用例を説明する。例題と多数の練習問題を設け理解の定着を配慮した。姉妹書『経済学のための数学の基礎15講』からのステップアップに最適。
目次
第1部 数学解説編(微分1―1変数関数の微分;微分2―2変数関数の微分;微分3―2変数関数の極値問題;積分1―不定積分と定積分;積分2―積分の計算法;線形代数1―行列の基礎;線形代数2―行列を用いた連立一次方程式の解法;線形代数3―固有値、固有ベクトル)
第2部 経済学解説編(経済学解説編を読み進めていく上での注意事項;線形代数1―市場均衡と45度線モデル;線形代数2―産業連関分析とマルコフ連鎖;微分1―1変数の関数;微分2―2変数の関数;微分3―制約条件のある最適化;通時的経済―微分方程式、差分方程式、積分;経済動学)
著者等紹介
小林幹[コバヤシミキ]
2008年京都大学大学院情報学研究科博士課程修了。東北大学助教などを経て、立正大学経済学部准教授。博士(情報学)
吉田博之[ヨシダヒロユキ]
1998年神戸大学大学院経済学研究科単位取得退学。名古屋学院大学経済学部専任講師を経て、日本大学経済学部教授。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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