内容説明
国際経営の理論と実際を、気鋭の研究者が一貫した視点により解説。理論編と実践編の二部構成として、理論編では多国籍企業の歴史を辿った上で、主要理論を時系列に沿って時代背景を踏まえながら紹介し、実践編では幅広くマーケティング、生産、研究開発、サプライチェーン・マネジメントそして人的資源管理まで、企業が持つ機能の国際化に焦点を当てる。
目次
第1部 理論編(国際経営の基礎知識;多国籍企業の歴史;海外直接投資論;プロダクト・サイクル仮説と優位性の移転;多国籍企業の組織デザイン ほか)
第2部 実践編(国際マーケティング;国際生産;国際研究開発;国際的なサプライチェーン・マネジメント:調達と製販統合;国際人的資源管理)
著者等紹介
大木清弘[オオキキヨヒロ]
1985年神奈川県生まれ。2007年東京大学経済学部経済学科卒業。2011年東京大学大学院経済学研究科博士課程経営専攻単位取得退学、関西大学商学部助教。東京大学大学院経済学研究科講師。博士(経済学)(東京大学)。『多国籍企業の量産知識:海外子会社の能力構築と本国量産活動のダイナミクス』(有斐閣、2014年)(国際ビジネス研究学会「学会賞(単行本の部)」受賞)の他、著書・論文がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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