目次
1 マクロ経済学の基本的な考え方
2 GDPと物価
3 消費の決定
4 投資の決定
5 貨幣の需給関係
6 経済の供給サイドと総需要・総供給分析
7 国際マクロ経済と為替レート
8 景気循環と経済成長
9 マクロ経済の金融的側面
10 マクロ経済政策の役割
11 日本のマクロ経済政策
著者等紹介
宮尾龍蔵[ミヤオリュウゾウ]
1964年大阪府に生まれる。1987年神戸大学経済学部卒業。1994年ハーバード大学大学院経済学研究科修了(Ph.D.in Economics)。神戸大学経済経営研究所助教授、同教授、同所長、日本銀行政策委員会審議委員(2010~15年)を経て、東京大学大学院経済学研究科教授、神戸大学名誉教授。主要著書『マクロ金融政策の時系列分析―政策効果の理論と実証』(日本経済新聞社、2006年、第49回日経・経済図書文化賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いけちゃん
3
読みたいと思ってから手に入り、手から離れ、購入し、寝かせ……としていたら、1年半ほど経ってしまった。この度しっかりと読んでみて、マクロ経済学の全体像が掴め、また経済成長のソローモデルをはじめ興味深い議論が頭の中に印象付いたように思う。他方、貨幣需給や需給全体の相互作用辺りの部分はまだ理解が浅いような感触があるため、様々な本を読みつつ、折に触れてこの本に戻ってきたい。2020/05/10
J. Tamura
0
総じて丁寧な説明で分かりやすい。GDPを所得面から見たときに、なぜ固定資産減耗を考慮するのかが今までよく分からなかったが、本書の説明で理解できた。2021/11/16