内容説明
刑事訴訟法を学ぶための概説書。法学部あるいは法科大学院で刑事訴訟法での講義を想定し、刑事訴訟法の講義として検討すべき事項を中心に、刑事訴訟法の「こころ」に触れ、その核心部分を理解できるよう、問題となる事柄の本質に遡り、理解が分かれる原因を探るように努力するとともに、その解決に必要な基本的発想を重んじるように努めた。
目次
刑事訴訟の基本原則
任意捜査と強制捜査
捜査の端緒
物的証拠の収集
身柄の拘束
供述証拠の収集
被疑者の権利
捜査の終了
公訴の提起
訴因の特定と変更
公判準備と公判手続
証拠と証明
自白法則
伝聞法則
裁判
上訴
非常救済手続
著者等紹介
大久保隆志[オオクボタカシ]
1954年広島県福山市生まれ。1977年大阪市立大学法学部卒業。1979年大阪市立大学大学院法学研究科修士課程修了。1981年東京地方検察庁検事。1989年法務大臣官房司法法制調査部付。1995年司法研修所教官。2001年東京地方検察庁検事(総務部副部長)。2002年広島大学法学部教授。現在、広島大学大学院法務研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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