内容説明
「入門書を読むための入門書」というコンセプトにより、初学者にはなじみにくい統計学特有の発想法や論理展開が腑に落ちるように意を払って書かれた、この上なくやさしいテキスト。基本的な統計分析手法を中心に解説し、計量経済学への接続にも配慮した。
目次
第1章 統計学の役割と全体像―転ばぬ先の杖
第2章 データの種類と収集方法―素材の種類と集め方から
第3章 基本的な統計手法―統計表現の形を知る
第4章 確率論の基礎―確率論へちょっと寄り道
第5章 統計と確率の関係―推測統計の入り口
第6章 推定―推測統計で推し定めてみよう
第7章 仮説検定―推測統計でいろいろな主張をテストしよう
第8章 相関を推測する回帰分析―計量経済学の入り口
著者等紹介
川出真清[カワデマスミ]
1973年愛知県に生まれる。1998年大阪大学経済学部卒業。2003年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、新潟大学経済学部准教授(2010年まで)。現在、日本大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コウメ
46
教科書。1周目前半は用語が多くて、後半計算ばっかり、∑とはもう忘れてるからやばめw2020/06/10
コウメ
40
終わった〜。所々計算式がわからなくなったりする部分があるから式を見ないとわからない部分もあるけどExcel先生にぶち込んだらなんとかなる。2020/08/07
コウメ
34
標準偏差、共分散まではわかったけど相関係数は?(*´・д・)アン?2020/06/27
Ashida
1
数学的な内容を分かりやすく書こうとすると結果的に厳密性を欠き、とても分かりにくくなるという良い例だと感じた。 ファクトとして認められている事実が多かったり、未定義語の解説が該当部から前後したりするのは個人的にはとても読みづらい。 やっぱりある程度ゴツい数学書を読む必要はあるか。2017/06/15
はひへほ
0
入門書読む前に、言葉に慣れるために軽く読んでみた。後半が、分かりにくい気がする。2014/10/14