内容説明
金融について初めて学ぶ初学者を対象に、金融論の初歩をコンパクトに解説した入門書。基本的理論については現実の金融諸問題に関連づけて簡潔に説明し。数学の予備知識を必要とせず理解できるよう、最小限の数式と統計図表を用いてやさしく解説。要点整理がしやすい「本文+図・コラム」の見開き構成で、半期14回分の講義用テキストにも最適な一冊。
目次
第1章 貨幣
第2章 資金循環
第3章 金融機関の機能
第4章 中央銀行と金融政策
第5章 金融政策と財政政策
第6章 債券と金利
第7章 株式
第8章 資産選択理論
第9章 企業の資金調達
第10章 デリバティブ
著者等紹介
熊谷善彰[クマガイヨシアキ]
1968年東京都生まれ。1991年慶應義塾大学理工学部卒業。1998年慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
93
金融論の基礎の本をある程度読んだ人にはいいのではないかと思われます。一応すべての分野を学んだ人や学びつつある人が副読本として読んでいくのに適している気がします。図解が多く、コラムやまとめなどもあり、全分野を網羅するのではなく最近の話題に触れるところなどもありいいと思います。2016/03/30
アンディ
2
課題図書として読了。その名の通り金融論がコンパクトにまとまっているので、金融論を学びたい人には良いと思います。ただ初めて学ぶにはやや重たい感じはするので、一度は金融論に触れたことにある方にオススメ。2013/01/29