内容説明
本書では数学と経済学を章ごとに区別して解説した。必要な数学を説明した後にその数学を使って経済学の理論を説明するという形式をとっている。数学の解説は必要最小限に留め、本質的な理解だけを目的とした簡略な説明を用いた。
目次
1 数学の基礎概念
2 線形代数
3 投入産出分析
4 微分と積分
5 マクロ経済
6 最適化問題
7 消費者と企業
8 需要と供給
9 市場均衡
10 動学最適化問題
11 経済成長
著者等紹介
石村直之[イシムラナオユキ]
1964年徳島県徳島市に生まれる。1986年東京大学理学部物理学科卒業。1989年東京大学大学院理学系研究科数学専攻修士課程修了。1993年東京大学博士学位(数理科学)取得。現在、一橋大学大学院経済学研究科・経済学部助教授
武隈慎一[タケクマシンイチ]
1950年北海道小樽市に生まれる。1973年一橋大学経済学部卒業。1975年一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。1979年アメリカ・ロチェスター大学博士学位(Ph.D.)取得。現在、一橋大学大学院経済学研究科・経済学部教授
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