内容説明
マクロ経済学のエッセンスを、最新のトレンドに沿ってやさしく解説。混迷する現実の経済を見通す座標軸を提供。
目次
序章 はじめに―マクロ経済学の特徴と本書のねらい
1 国民経済計算の仕組み―経済活動を数字で把握する
2 景気循環を調べる
3 経済成長を考える
4 労働市場の役割―なぜ職に就けない人がいるのか
5 消費と貯蓄の理論―人々は現在の消費と将来の消費をどのように決めているのだろうか
6 企業の設備投資を考える
7 財・サービス市場における需要と供給の一致
8 金融市場を分析する―なぜ貨幣を持つのだろうか
9 マクロ経済体系―労働、財・サービス、金融市場の同時均衡
10 財政政策―公共事業は本当に効果があるのだろうか
11 金融政策―お金を増やし、景気を良くするにはどのようにすればよいのだろう
著者等紹介
宮川努[ミヤガワツトム]
1956年京都府に生まれる。1978年東京大学経済学部卒業。日本開発銀行(現日本政策投資銀行)勤務を経て、現在、学習院大学経済学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。