内容説明
本書は、大学の専門課程での経営組織のテキストとして書かれたものであるが、組織中心社会といわれる現代社会の多様な側面を考慮し、経営組織をできるだけ多面的な側面から分析している。その意味で経営組織の分析を通し社会人の読者にも読める内容になっている。説明に際しては、学説をベースに経営組織に光をあてている。
目次
第1部 管理と組織(ウェーバーの官僚制論―資本主義的企業と官僚制化;官僚制組織の動態―人間の組織はどのように動くのか;管理論的組織分析―管理の手段としての組織)
第2部 組織と市場(意思決定の組織論―情報処理体系としての組織;市場と組織―市場から企業・企業集団へ;環境適応の組織論―市場と組織の相互作用;市場・戦略・組織―市場と組織を結びつけるもの)
第3部 人間と組織(人間の組織―人間活動の体系;人間・組織・環境―人間の環境適応能力)
著者等紹介
角野信夫[ツノノブオ]
1945年大阪府に生まれる。現在、神戸学院大学教授。大阪府立大学博士(経済学)
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