内容説明
UKオリジナル盤はもちろん、人気のドイツ盤から果ては南アフリカ盤、インド盤、ジャマイカ盤まで…世界中でリリースされたビートルズのレコードを、“アナログばか”が手当たり次第に聴き比べ、すべての音盤に等しく愛情を注いで紹介する前代未聞の書。
目次
アナログレコードの製造工程
アナログ用語解説
カートリッジのモノラル化に挑戦
試聴システム環境、カートリッジ紹介
LONG PLAYING ALBUMS
各国シングル聴き比べ
ドイツ盤80年代プレスの一部がなぜ「表記ナシDMM」なのか
“旅の想い出”アルバム
マトリックスの横顔
78r.p.m.Beatles
著者等紹介
湯浅学[ユアサマナブ]
1957年神奈川県横浜生まれ。著述業・音楽批評家。「幻の名盤解放同盟」常務。バンド「湯浅湾」リーダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rakanka
3
わかるとはとてもじゃないけど断言できないが、決してわからないわけではない世界についてめちゃくちゃ面白い話をしている、という感じ。だってアナログ盤に刻印されたマトリックス(製造番号)だけを写した写真が何ページも続いたりするんだよ!? しかしながらいい話もたくさん聞けるし、おそらくビートルズだけが世界各地で起こしえたストレンジな事態(そしてアナログ盤の呪わしき魅力)の一端に触れることはできるだろう。2012/09/18
arnie ozawa
0
ビートルズの世界の異常な深さは計り知れない。兎に角、同じレコードを世界中の盤で聴いたレビュー。それどころか、マザーのカッティングの時期、プレスのマスターの違いにもこだわる。同じレコードのマスターやプレス違いのレビューが数十枚続くがまるでそれぞれ別のレコードの話をしてる様。ビートルズは好きだけど、ここまで興味は無い。とはいえ、マニアの凄さを知るには絶好の本。2013/01/14
shunkichi
0
H図書館。世界各国のアナログ盤の写真、基本どれも同じが、えんえん続く。好きな人にはたぶん面白いのだろう。なんで借りたのかな?ー>自分。2012/08/12
Minoru Hanada
0
古本で既に定価の3倍以上になってるけど少しムリして買って読んだ甲斐はあったかな(少なくともワタシにとっては)2021/06/21