内容説明
死者達の声で第三の眼が開く！存在するマンガの全てを飲み込むほどの情念で描かれた最先端のマンガ表現。
目次
父と子
異変
ラッコと人魚
あの世への電車
すれ違い
別離
道子の肉体に流れる物
四国霊場８８ヶ所巡り３８番札所 足摺岬の巻
スイカズラ
家族の絆〔ほか〕
著者等紹介
菅野修［カンノオサム］
１９５３年５月生まれ。岩手県出身。盛岡市在住。１９７３年４月、『夜行３』（北冬書房）にて「憂鬱デス」でデビュー。同年『ガロ』６月号に「星の夜の物語」を発表。以降、現在に至るまで『ガロ』『夜行』『幻燈』『ＣＯＭＩＣばく』『アックス』等に休筆することなく日本マンガの最先端として描き続ける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
内島菫
14
この心霊漫画というか怪奇幻想漫画というか、そういう雰囲気が好み。ストーリーらしきものがあり、菅野作品の中でも比較的読みやすい感じではあるが、でもやはり一筋縄ではいかない。第一、タイトルがよくわからない。何となくこう解釈するかなというのはあるが、そのセンスを味わうべきか。 2020/04/12
かやま
1
「そのころフロ場でカツオとラッコが合体」。こわいなあ、ラスト1ページ。2011/03/15
