内容説明
星辰は巡り、大いなるクトゥルフが復活しようとしていた。それを予期し、迎え討とうとする神々。だが、この地球上で大クトゥルフやその眷属と戦うためには、自分たちの器となる人間=依童が必要だった―ごく普通の大学生活を送っていた若者たち。その日常が、邪神と神との戦いの場に変貌した。クトゥルフと神々の戦いの行方は?そして依代として巻き込まれ翻弄される若者たちの運命は…?!
著者等紹介
壱岐津礼[イキズライ]
京都生まれ。幽霊のみっしり満ち満ちた京都で幽霊を呼吸して育つ。猫好き。ナイトランド・クォータリーVol.28掲載の短編小説「赤鰯」にて商業誌デビュー。本作が単行本デビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Ai
7
地元の島根が、日本神話の神々の秘密基地大学になっていて、のけぞりました。イザナミvsクトゥルフはすごいカード。2023/10/22
かに丸
3
目覚めたクトゥルフに日本神話最恐の死の女神をぶつけるというワクワク感が最高。添え物とは言え東西の英雄や神が活躍するのも画的に華やかで楽しかった。地球上の生命体があまりにもあんまりなことになってるので後日譚が欲しいところ。2023/03/14
ちゅるふ
1
くとぉさま、がんがぇ~! でもって、化け物には化け物ぶつけんだよ! インガオホーな神様は黄泉平坂の向こうで仲良く暮らせるといいですな。2023/03/02