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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
76
北見隆氏の名を本の表紙や挿画によって知ったという読書家の人は結構、いるだろう。北見氏が40年間、書物の為に手掛けた膨大な作品の中から400作を厳選して収録。見られるのはありがたいけど、欲を言えば、もっと他の作品も見てみたい!全作品集が出たら絶対、買います!嗚呼、北見氏の作品がきっかけで読みたい本が増えてしまう・・・。個人的に講談社文庫の『烏丸ルヴォワール』の装丁造形は北見氏だったのにビックリ。そして鬼籍に入られた作家さんへの追悼の言葉にしんみりしつつも津原泰水氏も鬼籍に入られてしまったのが改めて悲しい。2025/01/13
ぐうぐう
30
今でこそ北見隆と言えば恩田陸「理瀬」シリーズを連想してしまうが(恩田は本書になんとも味わい深いエッセイふう小説を寄稿している)、そのボリュームから言えば、やはり赤川次郎になるのだろう。思えば北見隆というイラストレーターの名を最初に覚えたのは、カドカワノベルズの一連の赤川作品表紙からだ(とはいえ、赤川作品の北見の絵と言われ、まっさきに思い出すのは『夢から覚めた夢』だったりする)。あと、谷山浩子の本のイメージも強い。意外な本のイラストも手掛けていたことがわかり、収穫の多い一冊だった。2025/02/06
ぱなお
21
プレゼントに頂いた画集。物心ついて一番最初に好きになった画家は北見隆さん。はじめては赤川次郎の『夢から醒めた夢』でした。北見さんの表紙画をみたことがない人はいないと思う。首が長い人物と不可思議な世界観。個人的に北見さんのイラストのタロットカードが欲しい。2023/02/19
高宮朱雀
20
北見先生が40年間に手掛けた作品の中から約400点を収録してあり、個人的に垂涎物の一冊。 書店に行く度に見掛けていた小説の表紙イラスト、子供の頃から大切に読んで来た本のカバーイラストなど懐かしい作品だけでなく、イラストから興味を持った著書もあった。 400点と言わず、全作品を網羅した一冊がいつか見てみたい。2020/12/09
キキベル
13
北見さんの絵、大好きなんです。色合いといい、幻想的な感じの絵といい。多分、初めて見たのは赤川次郎さんの表紙だったと思います。いや、谷山浩子さんだったかな。この表紙に葉惹かれるように買った本もあります。全部見ることができて、大満足です。2021/06/27