ナイトランド叢書<br> 塔の中の部屋

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ナイトランド叢書
塔の中の部屋

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  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883752331
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

海外の怪奇幻想小説から、傑作を選りすぐり、
一流の翻訳で、ホラー愛好者に贈るナイトランド叢書。
いよいよ第2期発行開始!

怪談こそ、英国紳士のたしなみ。

見た者は死ぬ双子の亡霊、牧神の足跡、怪虫の群……

M・R・ジェイムズ継承の語りの妙に、ひとさじの奇想と、科学の目を。

古典ならではの味わいに満ちた名匠の怪奇傑作集、待望の本邦初訳!

塔の中の部屋
アブドゥル・アリの墓
光の間で
霊柩馬車

芋虫
チャールズ・リンクワースの懺悔
土煙
ガヴォンの夜
レンガ窯のある屋敷
かくて恐怖は歩廊を去りぬ
遠くへ行き過ぎた男
もう片方のベッド
扉の外
ノウサギ狩り
夜の恐怖
広間のあいつ

E・F・ベンスン[イー エフ ベンスン]
1867年、英国バークシャー州に、聖職者の次男として生まれる。1893年に社交界を舞台にした小説Dodoでデビュー。同作がベストセラーとなり、小説、伝記、スポーツなど幅広い分野で活躍。著作は100冊を超える。怪奇小説も得意とし、1912年の短篇集『塔の中の部屋』(本書)以降、生前に4冊の怪奇小説集を上梓した。邦訳に『ベンスン怪奇小説集』(国書刊行会)があるほか、作品はホラー・アンソロジーに数多く収録されている。1940年歿。

中野 善夫[ナカノ ヨシオ]
英米文学翻訳家。リー『教皇ヒュアキントス』等、幻想文学の訳書多数。

圷 香織[アクツ カオリ]
英米文学翻訳家。訳書にマクニール『チャーチル閣下の秘書』ほか多数。

山田 蘭[ヤマダ ラン]
英米文学翻訳家。訳書にキップリング『ジャングル・ブック』ほか多数。

金子 浩[カネコ ヒロシ]
英米文学翻訳家。訳書にケッチャム『隣の家の少女』ほか多数。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翠埜もぐら

14
あちこちのアンソロジーでもお馴染みだったベンスンさんの短編集。19世紀後半から20世紀前半にかけての怪奇小説は、好物中の好物なので大変美味しくいただきました。「芋虫」は脳内映像化がしやすくて、美しい邸宅と得体のしれない生き物の、しかも「集合体」がほんっと怖かった。「集合体恐怖症」の意味が分かったわ。かと思うと「かくて恐怖は歩廊を去りぬ」のように珍しくめでたく終わって読後感が爽やかだったりして幅広い短編集でした。2024/04/26

qoop

10
英国の古典怪奇短編集。幽霊、妖精、黒魔術、あるいはラブクラフト的な 異次元の魔などを扱ったバラエティ豊かな内容だが、特筆すべきはブラックユーモアが染み出すその語り口だろう。〈芋虫〉〈かくて恐怖は歩廊を去りぬ〉〈ノウサギ狩り〉は構成自体に笑いが侵食していて興味深い(中でも〈芋虫〉を地口オチでなく観念連合に基づく幻視譚と読めば、英国経験主義を怪談に取り入れた…とはならないか)。好みとしては超自然の怪を書いた〈遠くへ行き過ぎた男〉〈広間のあいつ〉など。2017/03/25

timeturner

3
美しくのどかな田園風景から一点して鳥肌が立つほどおぞましいものへと移行する展開は、ほんと神技。超常現象を無茶な理屈をこねて説明しようとするところも含めて面白かった。2016/09/11

ハルバル

2
アンソロジーでは常連だが個人短編集の翻訳は本邦初。さすがMRジェームズの後輩だけあってイギリス正調怪談の雰囲気に満ちていて、読んでいて心地いい。単に怖いだけならいくらでも悪趣味を追求し続ける昨今ほかにいくらでもあるだろうが、19世紀後半黄金期の英国怪談の雰囲気は唯一無二だと思う。特にベンスンは渋好みだと言われもするが、そこがいいんだよなあ。2016/10/01

ヒサ子。

1
英国の怪奇短編集。 幽霊や超常現象など、バラエティ豊かな充実した一冊。 特に気に入ったのが「芋虫」「塔の中の部屋」「かくて恐怖は歩廊を去りぬ」です。2018/09/10

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