出版社内容情報
夢と現(うつつ)の境を揺蕩(たゆた)う、幻視の錬金術師・菊地拓史の部屋にようこそ――ヴィジュアリスト・手塚眞
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エリュアールやサティ、コーネルをこよなく愛し、1994年の初個展以来、木や椅子、アンティーク等、様々な素材を組み合わせ、オブジェを制作。
その他、音楽・映像の制作や、東京都現代美術館「球体関節人形展」等の空間演出など、形にとらわれない発想で活動している菊地拓史。
その幻視的イメージを、本という宇宙の中に表現した、オブジェと言葉のアートブック。
菊地 拓史[キクチ タクジ]
木や椅子、アンティーク等様々な素材を組み合わせ、ボックスオブジェや家具風オブジェを制作、その他音楽や映像等も制作し、フォトグラファーや人形作家との共作で展覧会を行うなど、形にとらわれない発想で活動している。
1994年初個展。また、作家活動の他に美術館、ギャラリーの空間演出を務める。
代表する空間演出として、2004年東京都現代美術館「球体関節人形展」等。その他、人形、ぬいぐるみの為の匣制作「菊地商會」を主宰。
ポール・エリュアール、エリック・サティ、ジョセフ・コーネルに永遠に憧れる。