内容説明
６１年生まれの詩人アン・ドヒョンは、韓民族の悲願と人間存在の真のありようを、誰の胸にも滲みとおる詩にたかめてうたいあげた。
目次
氷蝉
紅歯
氷柱
愛
古い井戸
痕跡
練炭一つ
洛東江
宇宙
清津の女〔ほか〕
著者等紹介
アンドヒョン［アンドヒョン］
１９６１年慶尚北道醸泉で生まれる。１９７７年大邱大建高等学校に入学、文芸班「胎動期文学同人会」に加入し、詩を書き始める。円光大学校国文科卒業。高炯烈詩人などと共に「シヒム（詩の力）」同人活動を始める。１９９６年「第一回詩と詩学若い詩人賞」受賞。１９９８年「第十三回素月詩文学賞」受賞。２０００年「円光文学賞」受賞。２００２年「第一回露雀洪思容文学賞」受賞。韓国政府の「民主化運動関連者名誉回復及び補償審議委員会」から民主化運動関連者として認定される。「第十回母岳文学賞」受賞
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感想・レビュー
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わたなべ
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日本の戦後詩と同じような流れを韓国もまた通っているのかもしれない。 清津の女、花、君、海辺の郵便局とくに清津の女の政治性と叙情性がよかった。ぜひアン・ドヒョンの名前を覚えておきたい2016/07/09
