内容説明
本書は、ビジネスモデリングの分野における先駆的な試みの1つであるUMM(UN/CEFACTが提唱するUnified Modeling Methodology)などを参考にしつつ、UMLによるビジネスモデリングの理解と実践に必要な初歩的な事項の解説を入門書としてまとめたものである。
目次
第1章 ビジネスモデリングの要件(相互運用性;モデリング機能の充足性 ほか)
第2章 ビジネスモデリングの分析設計パターン(ビジネス要件分析パターン;ビジネスコラボレーション設計パターン ほか)
第3章 ビジネスモデリングの開発工程(ビジネスモデリングフレームワーク;ビジネスモデリング工程 ほか)
第4章 UMLの基礎(オブジェクト指向;UMLの発展経緯と概要 ほか)
第5章 ビジネスモデリングの標準化フレームワーク(標準電子取引規格(Open‐edi)
ebXML)
著者等紹介
森田勝弘[モリタカツヒロ]
1945年生。1970年、東京工業大学工学部社会工学科卒業。三井情報開発株式会社、日本銀行等を経て、現在アクセンチュア株式会社金融サービス業本部アソシエイト・パートナー。主として金融機関を対象に、情報システムアーキテクチャ、データベース技術、および電子商取引フレームワークの企画・設計、開発に関わるコンサルティング業務を担当。東京工業大学非常勤講師、ISO JTC1/SC32/WG1(標準電子取引)国内主査、ECOM XML/EDI標準化専門委員を兼務
長瀬嘉秀[ナガセヨシヒデ]
1963年生。1986年、東京理科大学理学部応用数学科卒業。朝日新聞社を経て、1989年テクノロジックアートを設立。OSF(Open Software Foundation)のテクニカルコンサルタントとして、OSF日本ベンダ協議会DEC技術委員会の主査を務める。また、DEC関連のオープンシステムの推進やUMLによるオブジェクト指向セミナーの講師、UML関連のコンサルテーションなど精力的に活動。現在、株式会社テクノロジックアート代表取締役社長、ビジネスオブジェクト推進協議会(CBOP)コンポーネントモデリング分科会主査(理事)、OMGにてUML Profile for EDOCの提案者、ISO/IEC JTC1 SC32/WG2委員、情報処理相互運用技術協会(INTAP)オープン分散処理委員、電子商取引推進協議会(ECOM)XML/EDI標準化調査委員を兼務
樋口博昭[ヒグチヒロアキ]
1974年生。1997年、日本文理大学工学部電気工学科卒業。新聞記者を経て、2000年株式会社テクノロジックアート入社。現在、UMLツールのサポートとebXMLに関するモデリングを行っている
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