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出版社内容情報
内容紹介
図書館のイベントを「はじめて企画する」「業務の効率化を図りたい」「PRに活用したい」図書館員へ向けて,現場ですぐに使えるノウハウを紹介。企画・運営における留意点やリスク等についても解説しています。
豊富な実践例をもとに,アイデア発想法や集客方法等にも言及し,巻末には「イベントに関するQ&A」を収録。イベントづくりの「コツ」をまとめた入門書です。
目次
1 プロフェッショナルなボランティア集団?!:墨田区の年間60イベント事例
2 新規顧客なければ未来なし:イベントで顧客開拓
3 図書館員の地位向上のために:スキルアップでの生き残り戦略
4 全国の先進的イベント事例:驚いてはいられない
5 図書館先進国アメリカ:ニューヨーク公共図書館のイベント事情と事例
6 イベントアイデア発想法:発案から企画化まで
7 来てもらわなければ意味がない:集客方法あれこれ
8 いよいよ実施! でもそれで終わりじゃない:イベント本番とその後
9 イベント運営の裏側実況中継:リアルな企画運営の内側
10 企画を通じたコミュニティの生成:単なるイベントにあらず
11 組織としてのイベント実施力:チームワーク強化のために
12 イベント実施に必須の協働:自前主義にこだわらない
13 業務効率化を追求しよう:やっぱり楽に開催したい!
14 もっと素晴らしい企画ができる!:更なる発展
付録 イベントに関するQ&A
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲンキ
143
某市で図書館協議員をさせて頂いている関係で、私も協議員とは別に某市のために何か出来ないかと模索していたので読んでみました。著者は「図書館パートナーズ」という任意団体の代表で、主に墨田区の「ひきふね図書館」のイベントボランティアをされておられるとのこと。図書館は、ヘビーユーザーだけを満足させるだけではダメで、ボランティア等と協働でその地域や社会の大きな課題を掲げイベントを打ち出し、図書館が解決できれば評価は上がり、また図書館に来たいと思って貰えると。凄い説得力❗️胸に刺さりました💘。私も志高く🙋2020/02/09
鳩羽
12
にぎわいの創出とは、市外からの観光客を誘致するということではなく、長期的に持続していくコミュニティづくりのことなのだなと改めて思った。と同時に「本オタク」(←本文より。念のため)のためだけの場となってもいけない。特定の人にとってアットホームで居心地がよいということは、そうではない人がいるということでもある。そういうのを感じさせないくらい多様で、カラーが定まっていないイベントがたくさんあれば、確かに出会いへのハードルは下がるだろう。2018/05/07
じょっちゅん
2
曲がりなりにも図書館で働いている身として、イベントのマンネリ化に対し、いかに抗うことが出来るかヒントを得たいという動機から本書を手に取った。企画の流れ、イベント事例紹介に加え、新規利用者・コミュニティの創出という観点から図書館イベントが論じられている。「地域の知の拠点」として図書館が世間から認知されるチャンスを広げるのが図書館イベントであり、そこに地域活性化や図書館を変容させる力がありそうだと感じた。2019/02/01
Mayuko Kamiwada
1
「図書館パートナーズ」という団体が図書館に働く人のための研修を開いたり、図書館でボランティア活動をしている。 図書館でおこなわれたイベントの運営の方法が書かれている。 面白そうなイベントが企画されていたので、自分も参加してみたいと思った。2022/03/11
vessel28
0
イベントの良し悪し ①新規顧客の獲得を目指せるか ②図書館の運営方針に沿ったイベントか ③図書館評価数値向上に繋がりそうなイベントか ④課題解決型のイベントか ⑤参加者の主体的学びを促せるイベントか ⑥図書館の成長に繋がるイベントか ⑦メディアにアピールできそうなイベントか ⑧コミュニティ生成に繋げられるイベントか イベントサイト事例 ・セミナー情報ドットコム ・こくちーず ・Peatix まずは自分で参加することで、人脈づくりにもなる イベントで1番重視していることは「趣味と楽しみ」