内容説明
本書は、図書館の司書、博物館の学芸員をめざす人のためのテキストとしてまとめられた「生涯学習概論」である。多くの「生涯学習概論」などがある中で、このたび敢えて本書を出版することになったのは、これまでは社会教育主事を中心に指導・援助が行われてきているものの、司書・学芸員も現場で具体的・実践的に対処できるようにとのねらいでまとめられた「生涯学習概論」は見当たらないからである。
目次
第1章 生涯学習の意義
第2章 生涯学習の領域
第3章 生涯学習を支える行政のしくみ
第4章 生涯各期の学習課題
第5章 生涯学習を支える施設
第6章 生涯学習の形態・方法
第7章 学習支援の方法
第8章 生涯学習を支援するための評価とその活用
第9章 図書館と生涯学習
第10章 博物館と生涯学習
著者等紹介
大堀哲[オオホリサトシ]
1937(昭和12)年生まれ。東北大学教育学部卒業後、文部省社会教育局、国立科学博物館教育部長・東京大学大学院教育学研究科助教授(併任)、静岡大学情報学部教授等を経て、現在、常磐大学副学長・教授
高山正也[タカヤママサヤ]
1941(昭和16)年生まれ。慶応義塾大学商学部卒業、慶応義塾大学大学院文学研究科図書館・情報学専攻修士課程修了後、東京芝浦電気(株)技術情報センター、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、慶応義塾大学文学部助手、専任講師、助教授を経て、現在、慶応義塾大学文学部教授
中村正之[ナカムラマサユキ]
1954(昭和29)年生まれ。米国ピッツバーグ大学大学院言語学部修士課程修了後、国立教育会館社会教育研修所専門職員、栃木県総合教育センター社会教育主事を経て、現在、常磐大学コミュニティ振興学部助教授
西川万文[ニシカワカズフミ]
1950(昭和25)年生まれ。玉川大学大学院文学研究科教育学専攻修士課程終了後、国立教育会館社会教育研修所研修指導主事等を経て、現在、常磐大学コミュニティ振興学部助教授
村田文生[ムラタフミオ]
1938(昭和13)年生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、埼玉県立文書館長、埼玉県教育局社会教育課長、生涯学習課長、埼玉県立浦和図書館長、文部省生涯学習審議会社会教育分科審議会計画部会司書専門委員会委員等歴任。現在、東京家政大学教授
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感想・レビュー
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