内容説明
モーツァルトを「モーツァルトらしく」弾くための作品解釈へのアプローチ。緻密な楽曲分析と時代・文化背景の解説を通して、モーツァルトに最もふさわしい演奏をめざす。
目次
第1章 弾き始める前に(楽器について;楽譜と勉強法 ほか)
第2章 作品の全体イメージをつかむ(学習するモーツァルト―KV284のピアノ・ソナタ;青春の解放感―KV309のピアノ・ソナタ ほか)
第3章 形式感を体得する(ソナタ形式;ロンド形式 ほか)
第4章 ピアノ・ソナタ ハ長調 KV545を題材として(テンポ、デュナーミク、アーティキュレーション;フィンガリングとペダル ほか)
第5章 青春の旅から生まれたピアノ・ソナタ(青春の旅;ピアノ・ソナタ ハ長調 KV309 ほか)
著者等紹介
久元祐子[ヒサモトユウコ]
東京芸術大学音楽学部器楽科(ピアノ専攻)を経て、同大学院修士課程を修了。全国各地、またヨーロッパ、ロシアなどでリサイタルを開催し、内外のオーケストラと協演。「ラジオ深夜便」などの放送番組出演、レクチャーコンサート開催、執筆活動と多方面で活躍中。これまで毎日21世紀賞、園田高弘賞などを受賞。国立音楽大学講師、日本ラトビア音楽協会理事、セレモアコンサートホール武蔵野顧問、(社)全日本ピアノ指導者協会(PTNA)正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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