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遙かなる望郷のバラード―チプリアン・ポルムベスク正伝

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  • サイズ A5判/ページ数 205p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784883641420
  • NDC分類 762.391
  • Cコード C0073

内容説明

チプリアン・ポルムベスクは1853年に現在のルーマニアの北部ブコヴィナ地方で生まれ、音楽の都で本場の生の音楽や音楽家たちとじかに触れあうことに夢を見て、苦労覚悟でウィーンに行った。本書は、ポルムベスクの生い立ちから短い一生を逐次追ったものである。ポルムベスクが住んだウィーンの街でのできごとに重きを置いて紹介した。

目次

はじめに ポルムベスクの人となり
第1章 おいたち、そして神学学校時代
第2章 永遠の恋人・ベルタとの出逢い
第3章 初めてのウィーン
第4章 『バラーダ』の誕生、ベルタとの破局
第5章 ふたたびウィーンへ
第6章 ブラショフでの成功
第7章 イタリアへの最初の旅
第8章 安らかな死の床で
あとがきにかえて あらためて、ポルムベスクを思う

著者等紹介

竹内祥子[タケウチショウコ]
札幌生まれ。武蔵野音楽大学で音楽学を専攻しイタリアに留学。イタリア・オペラ、歌曲の研鑽を積む。その後バドゥラ=スコダに師事。作曲はフォン・アイネムに師事し、同氏の委託作品をウィーン楽友協会主催でブラームス・ザールにて演奏。同ホールでCDを録音。19世紀末のウィーンの作曲家の作品の初演も多い。朝日、日経、読売などの新聞や雑誌に寄稿している。ウィーン在住

ペトレ,ストヤン[Petre,Stoian]
ブカレスト生まれ。ブカレスト大学でアラビア語、フランス語、日本語を専攻、首席で卒業。ブラショフ近郊の町サチェレでフランス語教師として勤務、革命後は外務省勤務。日本国文部省奨学金を得て来日、筑波大学で社会科学を研究。趣味は哲学、禅仏教の研究、詩作、キノコ狩りなど。英・伊・ハンガリー語ほかにも堪能。日本文化にも詳しい。在日ルーマニア大使館一等書記官
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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