感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
macho
11
半端ないGifted、なのにも関わらず、コミュニケーション能力を失っていないタイプ。 南無阿弥陀仏→日本人最高レベルの頭脳で古今東西の書物を読破→悟る→最初に戻る。を実践した。その力の源は、空という。正に色即是空な人物。天然にして法を司った人物也。すぐ読めますよ。マンガなんで。2022/01/25
がんぞ
3
息子が親を処刑するなど殺伐な戦乱が続き、寺院も自衛のため武装勢力となり苦悩を救済する法を求めた「智恵第一の法然房」は二十年後、大原問答1198年「口称念仏」で群学を説伏。漫画でも木像などでも柔和な顔をした法然/約六十年後の日蓮は法然を「仏法破壊の一凶」としたが「末法に釈迦の教えの効力は衰えている」という認識では一致する。両者が法論したとしたら戦闘的な顔をした日蓮は「破仏法の国に征服されて印度支那につづいて日本まで仏教が絶え仏を祀る者が無くなれば世界は滅びるが、浄土に行けばそれでいいのか」とでも言うだろうか2024/01/11
荒野の狼
2
法然の生涯を、1141年の岡山県での9歳の時の父親の殺害から、80歳で死ぬまでを描いた漫画で1時間で読了できる内容。巻末に1ページの年表があり、法然の生涯と歴史的事件が対照できるようになっている。本書のユニークな点は、法然を見守る架空の兄妹が案内役をしているところ。白鳥春彦の「マンガ法然入門」と比較すると、本書では、言葉はでてくるが説明が不明瞭な「観念の念仏p102」「定心の十念p103」が、「マンガ法然入門」では初学者にも丁寧に説明されているなど、仏教・浄土宗の入門としては本書は劣る。2023/07/15
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