感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青木克敏
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2012年刊行の書籍ですが、2020年現在でも、十分に新しい、内容のある経済の本だと思います。著者は、立教大学教授で、中小企業支援の活動も展開されています(現在はどうなんでしょう?)。リーマンショック、消費税、国債の問題など、関心はあるけれど、よくわからない問題についても、経済に疎い人間にも、分かりやすく解説してくれています。私は、結構、オススメの本です。また、著者の活動分野である中小企業支援に関する章では、元気も出ますし、眼から鱗というものもありましたね。2020/06/09
江戸っ子
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会社書架。 消費税の納付者が事業者であることは知っていたが、 一定の水準を越えないと納税の義務が発生しないことやトヨタやソニーを始めとする大企業は事業規模に応じて変換されること等、始めて知った。 読んでいると日本経済の行く末に不安を覚えずにはいられない。 経済がわからないとニュースもわからない、いかにメディアに翻弄されている生活を送っているのかメディアリテラシー観点からもタメになる一冊。 全体的に中小企業のビジネス展開の本となっていた。2014/06/10
コサック
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山口先生、見直したぜ2014/01/20
hoshino-soumu
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中小企業の立場からマクロ経済やデータを読み解く、一風変わった経済書。大企業に有利な日本の税制や、人件費削減が目的ではない新たな海外進出の形など、新たな視点を提供してくれる一冊。2012/05/28