多和田葉子 - 越境文化の中間地帯で書くこと

土屋勝彦（１９５１－）/グスタフ・アドルフ・ポガチュニク

三恵社（2004/02発売）

• サイズ A4判／ページ数 109p／高さ 30cm
• 商品コード 9784883612222

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Roy]

★★★★＋　題名そのまんまの、多和田葉子が日本とドイツの中間地点で物語を書くことについての批評家の考察。二つの言語（もしくはそれ以上）を操り、その言語間の溝からコトバを分解し、考えたり造りだしたりする多和田の姿勢が何よりも真摯であることに感銘を受けた。

2009/02/28